AMANOJAKKY’s diary

ソロ活動がメインの不定期日記。綴る内容は酒、料理、旅などなどで個人的な備忘録

小町

小野小町秋田県の出生であることを知った。
むかしから、日本3大美人に数えられる秋田では、よく知られた話のよう。
日本3大美人とは、京美人、博多美人 そして秋田美人といわれる。
このうち、2箇所に縁のある私は、美人に囲まれた幸運な人間ということになるだろう。

ところで、秋田にはなぜ、美人が多いのかというのは諸説あるようだ。
大陸に近いからその血が入ったとか、日照時間が短いため色白で、更に水が綺麗なので
その美しさが更に磨かれているとかなど。
中でも縁起物として、とても興味深いのが、秋田の武将であった佐竹氏の話。
これは、秋田に伝わるものではなく、美人があまりいないという水戸のはなしで、
時代は、関が原の合戦までさかのぼる。

関ヶ原の戦いで秋田に左遷させられた佐竹氏が、腹いせに領内(もともと佐竹氏は常陸、現茨城県)の美人を全員秋田に連れて行き、その後、水戸に入った徳川頼房が佐竹氏に抗議したところ、秋田領内の美しくない女性を全員水戸に送りつけたという。その為、秋田の女性は美人で、水戸の女性はそうでない人ばかりだという。

まぁ、ありえない話ではあるが、なかなか面白い。
400年目と今では美意識には差があると思うのだが・・・。

秋田の話というより、水戸に伝わる話というのがとてもおもしろい。