AMANOJAKKY’s diary

ソロ活動がメインの不定期日記。綴る内容は酒、料理、旅などなどで個人的な備忘録

いいつたえ

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今日も、低気圧の影響で朝から、とても風の強い日だった。
秋田特有の分厚く、鉛色のくもが、今日も青空に覆いをかぶせる。
最近、抜けるような青空というものを、ほとんど見たことがない。
たまの帰省で、関西に帰った時に見る青空を、懐かしく思う。

それでも、出勤してしばらくすると、この分厚いくもも徐々に散り、
青空が顔をのぞかせてきたのを、会議室のまどから、ぼんやりと眺めていた。
すると、南の方角に、まるで蜃気楼のようにぼんやりとだが、圧倒的な存在感で、
たたずむ山を発見したのだ。
その、幻のような山は、山肌のあちこちに雪を纏い、ところどころ白くなっている。
なんて、きれいなんだろうと、会議の内容もそこそこに、うっとりと見とれていた。

同僚に聞いてみると、この山は日本百名山にも得ればれている「鳥海山」だそうだ。
秋田と山形の県境に位置し、東北地方では2番目に高い山。
さらに同僚が言うには、天気のいい日に、秋田から鳥海山が見えるときは、
その日から、徐々に天気が崩れていくともいわれている。
大気の影響などからも、そのような結果になるのだと思うが、
なかなか、面白いいいつたえだ。
これらかは、注意深く鳥海山を探して、見つけたときは傘を持っていくことにしようかな。

でも、鳥海山が見えたからと言って、その日に雨が降るかどうかは、自由だ・・・。