AMANOJAKKY’s diary

ソロ活動がメインの不定期日記。綴る内容は酒、料理、旅などなどで個人的な備忘録

ふるさと税

いま、新しい税金として「ふるさと税」が論議を呼んでいます。
住民税の一部を自分のふるさとに納付できるシステムですが、
もともとの地方交付税を削減していく動きの一つとなっています。
よくある、目くらまし悪法の典型例。
地方は、成人まで税金を投じて育成した若い人が、
成長と共に都会にでて、働くことになって税収が減少するといって
この税金に賛成を表明する人が多いようです。
故郷から出て行くのは、果たして個人の問題なのでしょうか?
地方といわれる、ここ秋田に来て思うのは
「都会にでていきたい」と思うのは必然だなと思います。

地方には働きたいところがない。生活費が高い。過酷な環境(豪雪など)。遊ぶところがない。
そして、希望がない。
人は希望と共に都会に出ます。当然挫折やギャップを感じながらもそれを乗り越えていくのです。
そして、若い人はその環境に適応していきます。
地方交付税ハコモノ事業、公共事業によってお上から振ってくるお金に胡坐をかいておきながら、
格差が大きいから、それを埋めるために金をよこせって、あまりにも都合がよすぎる話です。
まず、もっとしっかりとしたビジョンをもって、これからの人たちに希望を与えられるような
地方作りをするべきで、魅力ある地方をつくっていくことがとても大切だと思う。
本当に、地方は無駄ばかりで何も進んでいかない。
出て行った人には、いつかは故郷に帰ろうと思わせる。
これからの人には、希望を持てるような地方作りが大切なんだと思います。